なまえ

なまえ
なまえは?

なんて 答えられるはずない

誰かになんのためらいもなく君の名前を言ってしまえるほど

君の近くにいれたら
君の中に住んでいたら

それって どんなに、小さくても幸福なことだろう


なまえを口にして 君を私の世界に呼び戻すような

そんなことはこわくってできないよ
そばにいたって、いちまんキロ離れてたって

そんなのたいした意味じゃないんだ、知っているでしょう


なまえは?なんて

答えられないよ・
君が生きているなら
私のそばにいないなら

決してわたしのものにならない君の

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