流星

そばにいてよ
僕はそうやって君を呼ぶんだ

夜空にできた傷口に君への言葉を塗り込めて

過ぎ去ってしまったものを
まぶたの裏に描きながら

そばにいてよと僕は笑うんだ

過ぎ去ってしまったものは応えないけど
夜空の傷口だけが乾かないまま


僕の声を残してる

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