君へ

夢を終えたときの気持ちに似ている
泣き出しそうな衝動と、まどろみの緩慢さ

窓のうちから、ただ降り続ける雨を、見ているような気持ちに

焦がれるような、泣き出しそうな

曇天を傘が飛んでいく

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