マナ

柔らかいものが降り続けばいいと思った

君との間に朝起きるとやわらかな道ができていればいいと思う
ただひとつのものだけが君と僕を繋げばいい
かわした言葉の数でも見つめあった時間でも

君の手のひらが柔らかいことを僕は知りたい

ゆっくりと沈んでゆく指先のやわらかさを
君のやさしさを探り当てたら、僕は少しだけ眠って、またおはようを言うから

name
email
url
comment