(untitled)

海へ行きたいと思った
海辺をずっとずっと歩きたいと

いつか 君と海へ行ったな
波打ち際がゴミだらけで汚い
磯臭いぼろぼろになった週刊誌が岩の隙間に落ちていた

寒くて風が強くてただ波の音を何時間も聞いていた

それが君と行った海だった

海のことを考えるとそれを必ず思い出す

それが誰かと時間を重ねるということなのかな

name
email
url
comment