I can not perceivable red.

君はいつも宛先を書かずに送り主も書かずに手紙を出し続けているみたいだった

それでも出さずにはいられないみたいだった 書いては捨てることも燃やすこともできずに

まだ君の中で響いているんだろう
声とか そのとき鳴いていた鳥の声とか
握った手の温度とか 吹いていた風のぬるさとか

僕は歌わない

君の中の音楽は たった一曲で構わない

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