北の大地にも春が来ております
雨の日などはとても寒かったりするのですが。
明日からしばらくバタバタ。
やらねばと思うことばかり溜まる。
いかん。やりたくないことは、やればスッキリすることだと、誰かが言っていた。その通りだ。
谷川史子さんの、他人暮らしという本があって、とても好きだ。漫画です。
主人公のサワさんの感覚が自分と近くて、ほっとする。
サワさんのように失敗すらできていないけれども。
新刊のおひとりさま物語もとても良かった。すき。
だんだんと本に求めるものが変わって来たような気がする。ずーっと好きなものもあるけど。
家族賛歌、みたいなのが昔からダメだ。お嫁さんとかにも憧れがない。
ウエディングドレスに憧れない、というと、人間でないかのように言われる。のがやはりたまにしんどい。後ろめたい。
谷川さんの本は家族っていいね、って物語もあるけど、受け入れやすくてすきだ。変にリアリティを混ぜ込まれると、綺麗事が、って思ってしまう。ので。
サラッとしていて、一部分をぎゅっとキラキラさせた感じがあって、家族ものでも離して読めるからかなぁ。
ぼそぼそ。
何度も同じところを巡るけど、
結局めんどくさがりなのだよな。そして後ろめたい。
家族もののドラマや小説やらほんとうにたくさんの物語があるけど、
どれもぶつかるとか向き合うとかそういうのが根底にある。ことに、すごく喉がいがいがする。
たくさんの物語があるなら、距離を取るとか、そういう解決しない解決の方法を、もっともっと許してほしい。
ぶつかるとか向き合うとか必要なんだっていうなら、それはたぶん自分とだけだ。血のつながった人とそれでも離れることが自分にとってどうか、とか、そういうことだ。
分かり合えないってもっと言ってくれたらいいじゃないか?と思う。
思春期の私がそれを知っていたら随分泣かずに済んだ気がする。
家族でもなんでも、無理なら離れてもいいんだと。
言われなくても気付くには遠回りだし、賢さも足りない。
周りがどんどんと結婚しはじめ、
そうかー。とおもう。いいなーってはなしに、そうだねーって言う、ことに抵抗はもうないけど。
とか思うときに、読むと良いです。とても。他人暮らし。おすすめ。
ほんわりと、希望を捨てないときに。
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