羽音

言葉が消えていくのがわかった

喉からまっすぐすとんと落ちて
落ち方は、深く深く底のない真っ黒の穴に
そっと
場所は胃のずっとずっと深いところまできっと

消えてしまうのと同じくらい深く落ちたんだ

君のつけていたストラップの鈴の音が
さっきからずっと聞こえている
はばたくというのは 音とその風のことだよ

消えてもなお 消えてもなお

どちらかが残るんだ

うつくしい歩調


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私にとっての落下は
重力に従って落ちていくことと、それに伴う上昇気流です

心臓の音

今日は自分の話

私は生き物に聴診器をあてる仕事をしていて、その生き物は家畜である。
突き詰めて、家畜である。

聴診も技術の一つで、心雑音を聞き分けることももちろん必要なスキルである。

心雑音にも色々な種類があって、それをふと聞いた時に、あぁ、これはもうだめだ、と診断することがある。

人間ならば手術などをして、家族ならば手術をして、生きていくことは可能なものもあるだろうが。
家畜ではこれは命短く、死ぬだろうし、万が一生き延びてもそれは生きているだけで、家畜ではない。家畜としての価値はない。ことは往々にしてある。


そのとき、この音はなんだろう、と思う。


一瞬で、たかだか二十数年生きてきただけの私が、
そんな年数が長くとも短くとも変わらぬ、ただ純然たる生きてゆけない音とは。

この心臓の音は、私が百歳だろうと、プロとしてどれだけ円熟しようと、しようとも、変わらずあるのだと思う。

傲慢な仕事だ。

命を判断することの是非について論じたい訳でも、何か批判されたいわけではない。そんなものはとうに過ぎた。

ただ、心臓の音は象徴としても、科学的にも命の指標だろうと思う。

動いていれば生き、止まっていれば死んでいる。例外を知らない。

動いていても死んでいることは色々な意味であるだろうけれど、止まっていて死んでいないことはない。

科学では。

では、生きているのに生きてゆけぬ、死を待つ音とは。この、心雑音がありますね、という言葉の内訳とは。

心雑音は、とても不思議な音で。
心臓の音だ、と思う 生きているから聞こえる音だ、とおもう
ただ違う音がする

この複雑な胸中を、誰に言うこともないのだけれども。ふと筆が向いたので。


生きていくために、その音を知りたい。

温泉旅

何か急に思い立ってしまって出雲温泉旅行を敢行しました。

1人遠征はたくさんしても、旅行、というのは1人ではほぼ初めてだと旅館に着いてから思ったのでした。

友人のオススメで宿は玉造温泉。
美肌の湯ということでしたが、ほんとーによいお湯でした!ツルツルというよりは、乾燥がおさまるかんじ。匂いもなくずっと入って入られます。

玉造温泉の町も、ザ、温泉街〜!!という感じでとても良かったです。こじんまりしつつも、
夜も9時ごろまでお店が開いていて、程よくお店があるのでブラブラするにもちょうどよかったです。神社とかもある。

夜部屋にいると中心を流れる川の音と、温泉客の下駄のカランコロンという音が大変心地よかったです。
車の音もしたけど。
空港から車で15分かからないという立地もよかったです。

あとは出雲大社と足立美術館に行きました。

嫌なことがあったとかではなかったのですが、
旅から帰ってきてめちゃくちゃ凹まされたので、今からまた旅に出たい所存。

ぐぬぬ。

消えてしまえ そう口をついて

選ばれたのではなく選んだのだ
落とされたのではなく歩いてきた
泣けないんじゃなくて泣かないんだ

誰かのせいでなく 自分で

そうやって綴ってきたはずのものたちごと
ひとつだけ微笑みを残して全部

わたしが手に入れたんです
わたしが名前をつけて 並べて 綴ったんです
わたしのものです
わたしのものです

わたしのものだから、全部わたしのものであるうちに

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うまく言えないけど消える時 電灯が消えて真っくらになるより、ホワイトアウトして消える方が好きだ 何かが消えるときは

個人であることは誰にも侵されないけれど
自分でさえ侵せないのか
などと考えていたし

個人であることはただ立っているように見えてその台座は誰かに知らぬうちに与えられていたりする。

ほんとうに、ほんとうにわたしだけのものなどないのだと思う

誰かと気持ちを交わすことは持ち寄りだから

与えられていたことに気づくとき安心感と、放り投げてしまいたい気持ちが去来するわけで

私は歌えない といつも思うのであった
何を請われたこともないけど
鳥にも生まれなかったし

体調を崩していて
肉体よりも精神のバランスに足をとられているのが分かる
でも毎日ご飯がおいしいからいいのかなっと思っている

今はお腹が痛い。

仕事よりも顧客の要望にこたえきれないことがストレス 努力すればいいだけなのに

寝よう

おやすみ。

青い星

何度か揺らめいた夜の向こうに 君が立っていた

唇を少し横に引いて、何か言ったのか 笑ったのか 推しはかるほど 僕たちは話さなかった

おはようという声
ただいまとドアを開ける音
鍵を忘れても慌てないですんで
ホラー番組を見た後でもお風呂に入れた

君はいつも青い花を持っていて
僕からそれがいつも見えた

全てを捧げたいんだと君の全身は震えていて
僕はいつも両足にぐっと力を入れていた

呼応する愛のようなものに、きっとすがりたかったのに
ひとりだから、手に入らないんだって


煌めいて、落ちていく 君を僕はすきだった

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何ということもないのだが。

お腹痛いので寝ます。

ラッシュのバスボム。
インターギャラクティック?
宇宙がお風呂にできる。匂いも苦めですきだった。が、浴槽にラメがめっちゃ残るので最後の掃除はやや億劫やも。

色が深い青で美しいので(バスタブによるかもだけど)一度は楽しいのではないかとおもう。

パタム。

黒い翼

どこに行くの
いつも強い力で手を離した
まるで衝動のようなふりをして突き放して

散らかった部屋は色んなものを吸い取って重く、引きずり込まれるみたいだった
整頓された毎日を望んでも

どこへ行くの
飛んでいくものを捕まえて いつかは渡っていくと冬が来る前に手を離す それを散らかすように何度も 理路整然と今思い立ったかのように。
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身体中の細胞にはきちんと名前があって、名前があるものは怖くない。けれどそれが集まると怖しいよね。また別のものになるからか。
分解していくことは理解と少し似ている。


5月になる前に元気に5月病に罹患していた気がするけど、たいがい月の半分はホルモンの影響で機嫌は悪いし、攻撃的だなぁ。

この前ルナルナのアンケートに答えていて、攻撃的になりますか?みたいな設問にイエスイエスとチェックを入れて。
尋ねるということはそういう事象が少なくとも存在するということだよなぁとも思う。
ないことを確認することもあるけれども。

嘘だ。名前があってもこわい。
名前があるからこそ、そこから類推される正体がわかるからこそ怖しいことはたくさんある。
でも諦めとか、覚悟とか、そういうものにはつながるのかな。
やはり理由が見つからないものの方が怖しいか。強いけれども。

のそーん

最近深夜活動を強いられることが多くて、かつ肩と首の調子がずっと悪い。
枕か、枕なのか…

あと同期の結婚ラッシュすごい。
単純に言い伝えは本当だったんだ!!歴史を目撃している!!くらいの気持ちです。
面白い。

あとカルピスがついにグッズに!!しかもアフタヌーンティーコラボで!!
資本主義の奴隷と言われても(?)買う、買うぜ!!と今から鼻息荒い。
コラボメニューも楽しみだー。最近アサヒのひとはがんばっているね…コラボ…
特にグミ系と相性いいと思うけど(単純に好み)あのすっぱいさわやかパウダーつけるのやめてくれ…わたしはもぎゅもぎゅしたのがすきだ!買うけどさ!工場見学は小さいお子さんがいないと出来ないんだ…(今も?)つらい…

あーあー
あーあー!!

行き着く先

僕は世界を、終えたことがある。



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何も思いつかなかった。
そんな3/31。
明日から新年度だなーと、エイプリールフールだと言われ違和感だけを感じる。
オタク全盛期(わたしの)ではエイプリールフールネタを読み漁り書きなぐったような。


新年度…
職場の先輩や顧客から口々に先輩になるんだね!と言われ、まぁそれしか話題がないといえばそうだけれど、フーンと思っている。
主にお前すぐ新人に追い越されるぞ、というガチのお叱りにヒュンッとなってるけど正直どうするつもりもない。
向上心は大学で使い切ったので。

言い切ったな。ハハン。疲れているのだ。

毎年新人が必ず入る職場だが、性別がかぶらないようになっていた。が、今回は同性なので余計比べられるだろうなぁ。仕方ないのだが。

周りに言われるほど先輩としての実感などない。のだ。なるようにしかならないのだし。

なんのために働くかなど、個人の自由だ。
責任と義務さえ果たせば、理由などいい。

牙を折られた感はひしひしと自分でもあるけれど、どうだかなぁ。

新しい住宅に引っ越し、死ぬほど快適である。
やはり住居は精神をつくる…
荷ほどきが1割も住んでおらずそれは精神を蝕んでいるが。いるが。

めんどくさいね。

あと5年したとき、どうしているのか、どうしたいのか。
今の仕事はわりと肉体労働で、やはり命がうごめき過ぎて、色々なものを削りとられる。

とりあえず、5年間は働く。
そのとき30才になっている。
回収不能の時間たち。

分からないね。


わりと悶々としているのだなと思う。
楽しいこともあるし、嬉しいこともある。
ただ、面倒なのだろうな。

ひとりで生きていけるけど、だからなんだという気持ちにもなる。
ふむ。

明日は暖かいらしい。
春だものな。

新年度だから、色々なものを新しく、カウントも0からだ。
過ぎてしまった、なぁ 一年。
すごいぜ。

つらつら。
つれづれ。


明日がきても、弾丸は手のひらの中にまだ。

鼓動のように

止まった世界の約束事を 1から10まで
君が泣きながら走っていく、端から端までのこと

青の帳が降りて夜になるまでの一瞬だけ 息をしてもいい
暴風雪の日だけ思い切り泣いてもいい
自分を殺してしまいたいときだけ頬を撫でて
さよならしたいときは初めて目を逸らして

言い募る ただ許されたいこと
足りない言葉で埋めてゆく

本当のことは高いところでだけ呟いていい
繋ぎたいときだけ弾丸をこめていい

君がいれば 君に許してもらえばいいこと

止まった世界の約束事を1から10まで
君がいないから それでも走るための

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冬ですね
自分の呼吸の数は数えない

毎日、毎日生きものの心拍や呼吸が一分間に何回あるかをひたすらひたすら数えているわけですが

心臓て命の中心でありがちだけど、その音を聞くことを生業としながら= それを聞き分けながらなんか こう やはり、自分の心臓の音は聞かないな、と おもった次第です。

今思ったけれど、心臓の音が止まるところを聞きすぎて、自分の心臓の音など 恐ろしくて聞けないのかもしれない

躊躇わずに心臓に向かう聴診器に立ち止まらずにいたし、それに気が付いても立ち止まらないけど。

冬ですね。
マイナス20度ってこんなもんかって思いがちです 星きれい。



夕方が終わる1から10秒