(untitled)

海へ行きたいと思った
海辺をずっとずっと歩きたいと

いつか 君と海へ行ったな
波打ち際がゴミだらけで汚い
磯臭いぼろぼろになった週刊誌が岩の隙間に落ちていた

寒くて風が強くてただ波の音を何時間も聞いていた

それが君と行った海だった

海のことを考えるとそれを必ず思い出す

それが誰かと時間を重ねるということなのかな

美しい銀河

愛されないことに安堵する

届かないことに安心する
思われないことに安心する
特別なんて誰も言い出さないことに安心する

失わないから安心するのではなくて
愛さなくていいのだと安堵する

ひとりで生きていいのだ

誰も届かない等距離にある星

(untitled)

ビタミンB1.2.6.

生きていくのに必要なのは
これじゃないんだろうけど

明日走るために必要かもしれない

気休めってやつだ

ずっと

何度も 心の中で叫んだから、もうぼろぼろになってしまった言葉だけど 伝われ

「 、 」

喉元にけもの

奪いあえるなら命だってよかった
交わし合うなら殺意だってよかった

僕の喉に君は歯を立てる
欲しいものは別にあるくせに

あたたかい、なまぬるく鉄くさい
ほんの数十秒で固まり始めてゆく
その鮮烈な赤い不快感でさえ 君の渇望を塗り替えはしない

指先にこもった力が、僕の腕にその渇望の行く先が僕の中にないことを浮かび上がらせる

奪いあえるなら命だってよかった
交わし合うなら殺意だってよかった
喉元に立てられた歯が僕を殺したってよかった

僕の命では奪えない、君の心臓


_

ひとりで、生きていけるなぁと思う
それがだめなひともいるし、できるひともいると思う。定義とかは横に置いて。
そうだったなぁ、と。私は本当に一番奥で、誰かを必要としないなぁ 気のせいか。
それがやましい。それがコンプレックスなんだなぁと思う。でもそれは誰かいないとだめだってことなんじゃ?と思うけど、そうだろうな、じゃあ誰かとと思って生きていこうとすると、
やっぱりどこかで行き当たってしまう。
ひとりで生きていける、というより、誰かとふたりって意味で一緒にいれないんだな、と。
仲良くだってできるし、誰かと眠れもするし、好きにもなる。けど、最後の最後でどうでもいいのだ。やましい。さもしい。

そもそもふたり、に対する憧れとかあるのか。な。わからん。

西炯子の作品を読み漁ったりもしたが、なんだかこじらせもした。笑

ふたりってすごいことだ。奇跡だ。
君たちがずっとずっと幸せで、お互いがかけがえないといい、と思う。

という気持ちから、
命だって奪えるのに、お互いの何者にもなれないふたりの話などを描きたいなぁと思いつつ。わりと自分の中でぐるぐる回っているテーマだなぁ。

ちょっと

ベトナムまで行ってきます!

13日の朝に帰ってきます。
無事にー。

(untitled)

僕のことを待っていないで

いつも 思い出の方が早足だろう
どんどん綺麗になっていくだろう

埋めるより燃やす方が早く 白い骨になる
有機物でできたいきものだから

ゆりこ

君が泣いていたからだよ

何回
何回も名前を呼ぶ
君が僕を呼ぶから 僕の手からしか受けとらなかったから

渡すものは命だった
君は小さくないて それを飲み込む

雪が綺麗だったね、夏は緑だった
君は走るのがすきだった

僕は君が呼んでいるのが嬉しかったよ
言葉にならない